自伝
第2章

流れるままに

変わりたい!!

ショートだった髪を伸ばし始めた。

服もメイクもファッション雑誌を買いあさって勉強した。

冬が終わる頃には夜のクラブで18才と偽って転々と働いていた。

新しい店で、出逢いがあった。

お客さんじゃなく同じ店で働いていたバーテンだった。

酒屋の1人息子で
この店のお酒も彼の実家の酒屋から入れてもらってた。

人がいないので顔見知りだしお手伝いをしていたんだ。

私よりも5才年上の背が高く細身で歌がとても上手な人。

名前は稲葉佑一

イケメンとかそうじゃないとか関係なく、なんか魅力的だった。

少し好きになって来てる自分の気持ちは隠せなかった。

ある日、店が終わって、みんなでご飯をたべて行く事になった。

少し酔っていた私を佑一が送ってくれる事になった。
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