自伝
パートさんや、入社して日の浅い私達を会社は人件費削減の為に、切り捨てた。

私に非があるなら仕方ない


でも、今回は話しが今までとは違う。


同じ立場の人達を集めて会社と交渉することに決めた。


早速、その中の一番中のいい女の子と２人で


女性専門の労働組合に相談しに行った。

事情を説明した


｢そうですか…それでしたら倒産に詳しい組合を知っていますので、そちらをご紹介しましょう。｣


｢こちらでは、受けて頂けないのでしょうか？｣


｢いえ、そうではないのですが倒産を扱った事がないので…｣


少しがっかりした


｢でも、紹介させて頂くところは倒産関係を何件も解決しているところですし、かなり有名なところですよ｣


安心して下さいとニッコリ笑っていた


｢分かりました。よろしくお願いします｣


｢では、早速連絡しておきますね。｣


そう言ってその組合へ電話をしてくれ


明日そこへ行くことに決まった。


帰り道


｢明日も大丈夫？｣


｢もちろんだよ。私も納得いかないし、一緒に行くよ｣


｢ありがとうね｣


｢こちらこそ｣


次の日紹介してもらった組合へ向かった。


昨日の組合とは正反対で男性ばかりなところだった。


正直不安になった。

｢良ければどうぞ｣


少しオシャレな茶髪

私と同じ年位の


ブルーの小さめなサングラスをかけた男の人が


私達にニッコリとして


珈琲を出してくれた

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