自伝
モテ期襲来
「ごめんね…遅くなって、明日仕事なのに」
「俺は大丈夫だけど、綾ちゃんの方が心配だよ」
「それよりか…今さ、組合の責任者に送ってもらったんだけど、『好きです』って言われた…どういう意味なのか今一つわかんないよ…」
鈴ノ木君は少しムスっとした顔で
「そう言う意味でしよ」
「何、怒ってんの」
「だって、綾ちゃんは俺の気持ち知ってるよね」
「…」
「俺は、綾ちゃんと何時までも一緒にいたいから、あえて答えを求めなかったけど、もう…ね…」
確かに鈴ノ木君の気持ちは、前から知ってた…
だけど、気づかないふりを続けて来たのは、やっぱり
この関係を崩したくないから
でも、今彼は答えを求めてる…
いい言葉が思いつかない。
そんな時…玄関のチャイムが鳴った。
『ピンポーン』
「誰だろう」
「はい?」
「小枝子だけど」
会社で一番仲の良い友達が来た
「あぁ…どうしたの?電車で来たの?」
「うん…今日組合行ったんでしょ?どうだった?」
「行ったよ。とりあえず、入んなよ」
「俺は大丈夫だけど、綾ちゃんの方が心配だよ」
「それよりか…今さ、組合の責任者に送ってもらったんだけど、『好きです』って言われた…どういう意味なのか今一つわかんないよ…」
鈴ノ木君は少しムスっとした顔で
「そう言う意味でしよ」
「何、怒ってんの」
「だって、綾ちゃんは俺の気持ち知ってるよね」
「…」
「俺は、綾ちゃんと何時までも一緒にいたいから、あえて答えを求めなかったけど、もう…ね…」
確かに鈴ノ木君の気持ちは、前から知ってた…
だけど、気づかないふりを続けて来たのは、やっぱり
この関係を崩したくないから
でも、今彼は答えを求めてる…
いい言葉が思いつかない。
そんな時…玄関のチャイムが鳴った。
『ピンポーン』
「誰だろう」
「はい?」
「小枝子だけど」
会社で一番仲の良い友達が来た
「あぁ…どうしたの?電車で来たの?」
「うん…今日組合行ったんでしょ?どうだった?」
「行ったよ。とりあえず、入んなよ」