自伝
夜景を堪能して
新宿を後にし、朝待ち合わせた駅まで戻った。
「どうする?帰る?」
明日は春陽の誕生日だし
でも、まだ帰りたくない
そんな気持ちに直ぐに答えることができない。
「…」
「まだ一緒にいようか」
うなずいた
そのまま山本さんの手を握りしめ
改札を出た
駅の周りにはホテルのネオンばかりがピカピカしてた
多分…入るんだろうな…
「どうする?」
やっぱり…そうだよね
「どうしようか?」
「入ろう」
そう聞いた時はもうホテルの入口の中で
今日の流れからしたら
普通なのかな?
そう思ったし
心のどこかで
山本さんとこうなる事を望んでいたことは
確かかも…
「1万7千円です」
「高!」
「この時間ですと、宿泊になりますから」
どうやら、今日のデート代を全て払っていた山本さんは
あまり残金がないようで
少し考えていたのを察した私は
「じゃあ、割り勘で(笑)」
「えっ…いいよ。他探す?」
「今日は土曜日だから、もう空きないよ(笑)ここでいいじゃん」
そう言って1万円を受け付けに出した
「ごめんね」
「何言ってるんですか!今日ずっと払ってくれてたじゃないですか(笑)」
新宿を後にし、朝待ち合わせた駅まで戻った。
「どうする?帰る?」
明日は春陽の誕生日だし
でも、まだ帰りたくない
そんな気持ちに直ぐに答えることができない。
「…」
「まだ一緒にいようか」
うなずいた
そのまま山本さんの手を握りしめ
改札を出た
駅の周りにはホテルのネオンばかりがピカピカしてた
多分…入るんだろうな…
「どうする?」
やっぱり…そうだよね
「どうしようか?」
「入ろう」
そう聞いた時はもうホテルの入口の中で
今日の流れからしたら
普通なのかな?
そう思ったし
心のどこかで
山本さんとこうなる事を望んでいたことは
確かかも…
「1万7千円です」
「高!」
「この時間ですと、宿泊になりますから」
どうやら、今日のデート代を全て払っていた山本さんは
あまり残金がないようで
少し考えていたのを察した私は
「じゃあ、割り勘で(笑)」
「えっ…いいよ。他探す?」
「今日は土曜日だから、もう空きないよ(笑)ここでいいじゃん」
そう言って1万円を受け付けに出した
「ごめんね」
「何言ってるんですか!今日ずっと払ってくれてたじゃないですか(笑)」