自伝

崩壊

次の朝早く、佑一は帰って来た。

改めて私も一緒に佑一の親に会う事になった。

「大丈夫かなぁー?」

「・・・・・」

不安な私の問いかけに、佑一は無言

余計、不安になっちゃうよ…

「ここだよ」

駅前の商店街の中にある立派な酒屋さんだった。

店の入り口から入って佑一がシャッターを降ろして2階へ上がった。

お父さん・お母さん・妹が待ち受けていた。

「初めてまして…仲田…綾です」

お母さんが私を見てすぐ

「あなた、妊娠してるの!?」

私はニコニコして

「はい!!もう直ぐ6ヵ月になります!」


・・・・・・・・・

何か…嫌な雰囲気
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