自伝
手術が終わった…
とうとう、私の中にあった赤ちゃんが居なくなってしまった…。
「どっちだったんですか?」
男の子なら雄太
女の子なら麻里
そう決めてた。
悲しそうな声で
「男の子よ
彼の子供かどうかDNA検査をするように、相手の方から言われてるけど、もうこれ以上この子を傷つけるのは、止めましょう。」
先生は、そう言って出て行った
翌日看護士さんが紙袋を部屋に届けに来た。
直ぐに、袋の中の小さな箱の中味が分かった。
箱を袋から出して、次の朝までずっと抱きしめて居た。
「雄太…ごめんね…」
とうとう、私の中にあった赤ちゃんが居なくなってしまった…。
「どっちだったんですか?」
男の子なら雄太
女の子なら麻里
そう決めてた。
悲しそうな声で
「男の子よ
彼の子供かどうかDNA検査をするように、相手の方から言われてるけど、もうこれ以上この子を傷つけるのは、止めましょう。」
先生は、そう言って出て行った
翌日看護士さんが紙袋を部屋に届けに来た。
直ぐに、袋の中の小さな箱の中味が分かった。
箱を袋から出して、次の朝までずっと抱きしめて居た。
「雄太…ごめんね…」