自伝
疑惑
それからは病院へ行く事は止めた。
でも、必ず夜になると早瀬さんから電話が来るようになった
「もしもし?綾?」
「そうですよ♪今帰って来ました。」
「今日は変わりなかったか?」
「早瀬さんに会えなくて限界かも」
「俺も…綾に会えなくて寂しいよ
どうして、来てくれないんだ?」
本当に会えなくてイライラしてたし、あの日の出来事や帰る時の私の思いを全然分かってくれていない事につい
「都合がいい女にはなりたくないです。それに、奥さんや子供達がいつもそばにいてくれてるじゃないですか…」
・・・・・・・・・
しまった!
ヤキモチのレベル超えてるよ!
「俺さ…来週退院 決まったんだ。夜食事でもしない?」
「…は…い」
早瀬さん…怒ってるのかな…
「じゃあ…お休み」
「お休みなさい」
受話器を置いて
「あ~もうダメだ!!来週は別れ話しだよ~!」
抱えていたクッションに顔を押し付けて自己嫌悪から立ち直れなかった…
2、3日は仕事が忙しいせいもあって、あまり早瀬さんの事を考える事はなかった…。 なのに
またも、ゆかりが財布を片手に
「綾!ランチいこ♪」
「あっ…うん!ちょっと待ってて」
早瀬さんが留守な事もあって、仕事がなかなか進まなかった
「大変だね?」
「だね…でも、今週には部長も退院だしそしたら…ねっ」
「・・・・・綾」
「へっ??」
「何で、総務の人たちも知らない事知ってんの!?」
・・・・やばい・・
「そっ…そうなの?
いや、ほら…こないだお見舞行ってさ(笑)そん時言ってたかな…(笑)」
「病院!?誰に聞いたのさ!?ちょっと綾!なんか隠してるでしょ!?」
「別に・・何にも隠してないって!やだなぁ…」
でも、必ず夜になると早瀬さんから電話が来るようになった
「もしもし?綾?」
「そうですよ♪今帰って来ました。」
「今日は変わりなかったか?」
「早瀬さんに会えなくて限界かも」
「俺も…綾に会えなくて寂しいよ
どうして、来てくれないんだ?」
本当に会えなくてイライラしてたし、あの日の出来事や帰る時の私の思いを全然分かってくれていない事につい
「都合がいい女にはなりたくないです。それに、奥さんや子供達がいつもそばにいてくれてるじゃないですか…」
・・・・・・・・・
しまった!
ヤキモチのレベル超えてるよ!
「俺さ…来週退院 決まったんだ。夜食事でもしない?」
「…は…い」
早瀬さん…怒ってるのかな…
「じゃあ…お休み」
「お休みなさい」
受話器を置いて
「あ~もうダメだ!!来週は別れ話しだよ~!」
抱えていたクッションに顔を押し付けて自己嫌悪から立ち直れなかった…
2、3日は仕事が忙しいせいもあって、あまり早瀬さんの事を考える事はなかった…。 なのに
またも、ゆかりが財布を片手に
「綾!ランチいこ♪」
「あっ…うん!ちょっと待ってて」
早瀬さんが留守な事もあって、仕事がなかなか進まなかった
「大変だね?」
「だね…でも、今週には部長も退院だしそしたら…ねっ」
「・・・・・綾」
「へっ??」
「何で、総務の人たちも知らない事知ってんの!?」
・・・・やばい・・
「そっ…そうなの?
いや、ほら…こないだお見舞行ってさ(笑)そん時言ってたかな…(笑)」
「病院!?誰に聞いたのさ!?ちょっと綾!なんか隠してるでしょ!?」
「別に・・何にも隠してないって!やだなぁ…」