愛する気持ち
それからはおばあさんの質問攻めが始まった

「名前は?」

「松田愛美です」

「住まいは?」

「西町です」

「家族は?」「兄弟は?」

あたしは素直に答える

「母と二人暮しです」

すると

「ばあさんいい加減にしろよ」

と 星哉くんが止める

「はいはい 年寄りは退散しますよ!」

と 席をたった そして 何かのためにと携帯まで聞かれた

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