優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
こんなおかしなヤキモチも嬉しいだなんて。


あたしはほんとに大雅が好きらしい。





「お前は殺されてぇのか?」




そう言って、笑ってるあたしに無理やりキスをしてきた。



1度きりかと思ってたのにまた抱くんだ…。




浴衣をめくりあげ荒々しく触れてくる大雅。


帯もちゃんとほどかないままあたしを四つん這いにさせ突きつけてくる。



「痛いっ」


「お前には痛いくらいがちょうどいいんだよ」





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