優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
訳わからない事を言いながら容赦なく打ち寄せてくる大雅。



さっきの女の人であろう香りがまだベッドに残ってる。



大雅の香りとは違う。



あの高そうなヒールに似合いそうなローズの香り。





行為が終わるとあたしはそのまま倒れ込んだ。


大雅がタバコに火をつけあたしに向かって煙を吐いてくる。





「やめて!くさい」





ローズの香りよりはマシだけど。





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