優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
結局、花火大会の約束を破った事も謝ってもらえないし。
ほんと最低男。
分かってて好きになったあたしはほんと馬鹿女。
「雪穂」
「なに?」
「寝るから出ていけ」
「分かった」
あたしは少しだけ浴衣を整えて大雅の部屋を出た。
そのままお風呂へ向かいシャワーを浴びる。
泣かないよ?
だって、あたし大雅が好きだから辛くないもん。
ほんと最低男。
分かってて好きになったあたしはほんと馬鹿女。
「雪穂」
「なに?」
「寝るから出ていけ」
「分かった」
あたしは少しだけ浴衣を整えて大雅の部屋を出た。
そのままお風呂へ向かいシャワーを浴びる。
泣かないよ?
だって、あたし大雅が好きだから辛くないもん。