優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
「雪穂」


「なに?」


「抱かせろ」






ヤバい…。

いきなりドキドキしてきた。



リビングのソファーに座ってるあたしを押し倒して、スカートの中を指でまさぐってきた大雅。



初めて気持ちいいと言うのを与えられてしまった。


その後も痛みなんかじゃなく、何度も気持ちいいと感じてしまった。




痛いセックスを望んでいたはずなのに……。




…………嬉しかった。





< 151 / 361 >

この作品をシェア

pagetop