優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
チャックを下ろして手を侵入させてきた。


もう生理が嘘だってバレたよね?





「やっぱりな」





大雅はあたしの嘘を確信するとそう言った。


それでもどうしてあたしが嘘ついたかも考えず行為を続けようとしてる。



嫌だ…気持ち悪い…。


そればかりが頭を駆け巡る。




大好きな大雅に抱かれるはずなのに……。


嫌で嫌でしょうがない。





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