優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
あたしの願いなんか聞いてもらえる事がなかった。



それどころか、まだ準備が整わないあたしの中にいきなり入ってきた大雅。





「痛いっ…」


「お前が悪い」


「いや…やめて…」


「大人しくしとけ。そのうち気持ちよくなんだろ」




容赦なく打ちつけてくる大雅の言うとおり、少しずつ気持ちよくなってきた。



不本意だけど感じていて自分が嫌になる。





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