優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
嫌だけど、退院をさける事は出来ないよね。
大雅はタバコを吸いにいくと病室を出て行った。
「さっき大雅に雪穂ちゃんを手放してあげなって言ったら、付き合ってるって言ってたけどほんとみたいね」
「馬鹿だって分かってるんですけどね」
「今まで以上に傷つく事になるわよ?大丈夫なの?」
「どうかな?あまり自信はないけど」
また病気になるかもしれないし、耐えられなくなって大雅から逃げてしまうかもしれない。
でも今はまだ大雅と一緒にいたい。
傷つくのは分かっているけど…。
大雅はタバコを吸いにいくと病室を出て行った。
「さっき大雅に雪穂ちゃんを手放してあげなって言ったら、付き合ってるって言ってたけどほんとみたいね」
「馬鹿だって分かってるんですけどね」
「今まで以上に傷つく事になるわよ?大丈夫なの?」
「どうかな?あまり自信はないけど」
また病気になるかもしれないし、耐えられなくなって大雅から逃げてしまうかもしれない。
でも今はまだ大雅と一緒にいたい。
傷つくのは分かっているけど…。