優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
テクだけの問題ではねぇけどな。



全くテクのない雪穂の方が俺をゾクゾクさせやがる。




「じゃ、その自信とやらを見せてもらおうか」





俺はリカを部屋へ連れ込み、いろいろヤラセた。


それなのに反応を示さない俺。





「もういいだろ!その変でやめろ」


「どうしてよ?」


「…さあな。彼女だと思うとやる気が起こらねぇのか?」





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