優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
風呂へ入りに行った雪穂の部屋に勝手に入ってベッドでくつろいでいた。



部屋へ入るなり俺を怒る雪穂。


当たり前だな。




今日はリカの事があって疲れたから、雪穂にヤラセようと思ってた。


そんな自分勝手で最低な事しか考えてねぇ俺に雪穂は、勃たねぇと心配してきた。






「はぁ?そうじゃなくって、大雅がエッチ出来なくなったら辛いだろうと思っただけだよ。別にあたしが…じゃないの」





雪穂の思いがけない言葉に一瞬ドキッとさせられた。





< 249 / 361 >

この作品をシェア

pagetop