優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
大雅の言っている事は全て真実だけど。



胸が…心が痛む……。





「へぇ〜、意外に優しいところもあるのね。血のつながらない妹の世話をするなんて」


「まあな」


「それより大雅、あたしの事まだ好き?」






………………えっ?



まだ好き?って事は少なからず前は好きだったって事?



もしかして、あの高価な靴の主は………。





あたしが一番気になってる人?






< 255 / 361 >

この作品をシェア

pagetop