優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
大雅と住む家に帰るのが憂鬱で足がなかなか進まない。



………どうしょう?


また女を連れ込んでたら。



あたし、耐えられるかな?






−プップゥ…−




のそのそと歩いてると車のクラクションを鳴らされた。



大雅??



振り向くと大雅の白の車じゃなく、クリーム色した軽自動車。



誰かな?こんな車の人なんてしらないよ。


ただ、危なかっただけかな?






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