優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
謝罪とお詫び
大雅に家にいてほしくないような…いててほしいような…。



複雑な思いで家に帰ってきた。



外泊をしたのも初めてで、大雅がどうでるのか全く予測がつかない。



逆らったあたしを追い出すかもしれないし、いつもみたいに怒って乱暴になるかもしれない。






「ただいま」






不安だけど帰らないわけにはいかなくて、あたしは家の中へ入っていった。






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