優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
大雅はシャワーを浴びたりと出かける支度をはじめた。



ほんとにあたしと出かけるつもりらしい。



家を出て車に乗り込んで、エンジンをつけた大雅。





「どこ行くんだ?」


「あ、携帯ショップ」






あたしの行きたいとこは携帯ショップなんだよね。



せっかく、大雅が言い出したんだからもっと素敵なとことかも行きたいんだけど。



携帯がないとかなり困るし。





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