優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
「そうだな。まず携帯なんとかしねぇとな」





そう言って、大雅は車を出発させ携帯ショップへと向かった。



自分で買うつもりだったのに大雅がお金を払ってくれた。



もしかして、携帯が壊れたのも悪いと思ってるのかな?



それは、あたしのせいなのに。





「大雅、ありがとう」


「ああ、次はどこだ?」




へっ?次って…。


まだどっか連れて行ってくれるの?






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