優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
わがままを言ってる子どものように思えて、結局、大雅を泊めてしまうあたし。



嬉しいけど、いつ前の生活に戻るかすごく不安なの。


その時のあたしは辛さに耐えられるだろうか?






「大雅」


「あ?」


「おやすみ」





後こうやって、何度大雅におやすみと言うことができるんだろうか。






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