優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
それにあたしの事を分かってなさすぎる。
「大雅」
「あ?言う気になったか?」
「なってない」
「殺す」
今度は本気で力を入れてきた大雅。
苦しいよ……。
馬鹿、大雅。
大雅は手の力を緩めて、またがってるあたしからおりてベッドにそのまま座りこんだ。
「大雅」
「あ?言う気になったか?」
「なってない」
「殺す」
今度は本気で力を入れてきた大雅。
苦しいよ……。
馬鹿、大雅。
大雅は手の力を緩めて、またがってるあたしからおりてベッドにそのまま座りこんだ。