優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
泣きそうになってる彼女には全く目を向けず、まだあたしを睨みつけてくる大雅。



あたし何か悪い事した?

なんで睨みつけられてるの?





「お願い…そんな事言わないで…あたし大雅の事、本当に好きなの…。この子より大雅の事好きな自信あるよ」


「帰れって言っただろが!!!」





大雅が彼女に怒鳴りつけた。


あたし以外に怒鳴りつけてるの初めてかも。


いつも抱いてる女の子たちには以外に優しいか、それか冷たいかのどっちかなのに。



はぁ〜、彼女泣いちゃったよ。
可哀想に。





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