優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
あたしがあまりに勢いよく入っていったもんだから、大雅がこっちに目をむけた。
「ちょっと!大雅!これ壊したの大雅?!」
「あ?なんだそれ?」
「iPodよ!買ったばかりだったのに」
「俺じゃねぇ」
って事は、さっきの女?
あの感じなら物くらい壊しそうだけど。
どっちにしても大雅のせいじゃんか…。
「最悪!もうやだ!」
あたしは自分の部屋に戻り荷物を詰めだした。
「ちょっと!大雅!これ壊したの大雅?!」
「あ?なんだそれ?」
「iPodよ!買ったばかりだったのに」
「俺じゃねぇ」
って事は、さっきの女?
あの感じなら物くらい壊しそうだけど。
どっちにしても大雅のせいじゃんか…。
「最悪!もうやだ!」
あたしは自分の部屋に戻り荷物を詰めだした。