優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
悲しい真実
久しぶりに自分の家に帰ってきた。



ママが帰ってくるまでここにいよう。



翌日、誰かが掃除機をかけてる音で目を覚ました。



もしかして…。






「………ママ?」






あたしは掃除機の音がする方へ行くと、ママじゃなかった。



そうだよね。
ママが掃除機なんかかけてるわけないよね。



家事なんかする人じゃなかったもんね。





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