優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】
〜大雅Side〜
いきなり父親が再婚すると言い出した。



俺の両親はガキのころ離婚していて、母親は再婚してるから俺は親父と暮らしていた。



まあ、この年になれば親父の再婚なんかどうでもいいけどな。



結婚相手とその娘に会うためにホテルへとむかった。



約束の時間がすぎてる俺は急いでホテルの中をすすんでると、小さい女にぶつかってこられた。



そいつは謝りたおしたあげく、カッコいいとか目をキラキラさせてる。



なんだこの犬みたいなやつは?


なんか、チワワみてぇ。




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