White Days
『残念ながら、独身だよ。こんな職業だから、マメに連絡とかできなくてね。』


あっさり答えてる先生も先生だよ…。

あたしは、あんまり興味がないから、一応その後の2人の話を聞いてるふりをしていた。




『じゃぁ先生、あたしたち帰りますっ!!今日はありがとうございました!!』


『いえいえ。また何かあったら聞いてな。答えれる質問には答えるから(笑)』



『はぁい!!失礼します。』


そうして、あたしはやっと家路に着くことができた。


唯とは同じ駅でもホームが違うから、電車では1人だったけど、これから始まる大学生活は、すごく楽しみだった。
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