好き。

奏「…」

唖然だった。


私は、怖いから
早く逃げたいし、

それを言われた彼のグループの1人が

「あのね、その石落ちそうぢゃん?それだけやっても落ちないなら、きっとおまえ達ぢゃ落とせないから、俺らがやる、どいて?」


奏、花「…」

確かに、うちら ずっとやってるけど。




落ちない。

確かに 何十分と やってたかもしれない。


花香も、何も言わなかった。

もちろん

私も言えなかった。

言える度胸なんて、ないし
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