LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?
坂道を登り、校門が見えてくる。
最近では、副会長の存在も気に
ならなくなってきた。


たぶん、彼方が前以上にそばに
いてくれるから。


それなのに、校門のところに
あいつがいたんだ。


 「どうした、心和?」
 
 「何でもない。」

そう答えるしかないじゃない

どう答えれるっていうのよ。

何も起きませんように。


祈る想いで校門をくぐる。

あいつの横を何事もなく通り
すぎて、ホッとしたんだ。


でも、でもね。
あいつは彼方を呼びとめた。






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