LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様幼なじみが旦那さま!?

 「心和愛してるよ。」

 「わたしも。」

あんなに求めていた言葉を今は
彼方の口から聞けるんだ。

この言葉が聞きたくて聞きたくて。

泣いた夜もあった。


彼方が、副会長と付き合いだした
って知った時、わたし一度は失恋
してたんだよ。

幼なじみでもいい。

妹でもいい。

わたしはあなたのそばにいたかっ
た。


 「何があっても俺を信じて。」

彼方らしくない言葉。

気になったんだ。

 「わたしは、何があっても彼方を
信じてる。」

 「俺のそばにいてくれ。」

そういってわたしを求める彼方は
普通じゃなかった。

それでも、強く求められることに
愛を感じてた。

そんな簡単な事じゃなかったんだよね。





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