LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
寮の前、送ってくれた桜井君
に頭を下げる。
「あぁー。今すぐ抱きしめ
たいけどさすがにここじゃぁな。
光田先生じゃなくても、他の
先生にも見られかねない。」
「桜井君///////。」
「俺、本気だから。光田
をいつも笑顔にしてみせるから。
俺と付き合って。」
「わたしね。まだ・・・。」
「いいから。それでも。わかっ
てるから。」
「そんなのダメだよ。」
「俺にチャンスをくれよ。」
「桜井君?」
さっきここじゃって自分が言っ
てたのに。
わたしは、ちからいっぱい抱き
しめられたんだ。
なんでかな。
なんでこんな気持ちになるんだろう。
わたしは、桜井君の背中に腕を
まわしてしまったんだ。