LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
心和はどうおもっているのだろ
うか?
パニックになりながら、俺に
答えを求めてくる。
「おかしなこと。」
心和の口から出た言葉。
俺とでは、考えられないって
事なのか?
俺は、心和の本心が知りたかった。
本心っていえるのだろうか?
俺が言わせてるようなものだ。
こんな聞き方したら、NOって
いえるわけないのに。
それでも、俺はよかったんだ。
心和がそばにいてくれたら。
それで・・・。
だから俺は聞いた。
「心和、俺じゃ嫌?」
「嫌だなんて。でも、彼方
には、副会長が。」
副会長、カンナのことか。
気になるよな。
当たり前のことだ。
「カンナとは、さっき別れた
よ。納得はしてもらえなかった
けど。それでも、けじめだから。」
「それでいいの?」
「あぁ。心和は何も心配しなくて
いいから。」
カンナが納得していない。
自分で口にして、改めて
再確認してしまった。
俺の中で終わったいても、
カンナの中では終わっていない
のかもしれない。
そんな事を考えながらも、
俺は心和に手を差し出した。
心和がすぐに俺の手を取って
くれたから、俺はホッとしたんだ。
やっとやっとだったんだ。
大好きな君を手に入れる事が
出来たのは。