LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
この坂を登ったら校門が見える。
あの日、彼方が別れたって言った
次の日から、副会長をみかける
ことはなくなった。
でも、いまだに緊張する。
今日もいないって確認するまで
わたしの心臓はギュッて締め付
けられる。
そんなわたしの事をわかってくれて
いるのか、あの日以来教室の前まで
送ってくれるようになった。
そんな彼方の行動に、周りは
ざわめく。
すぐに副会長との破局説が学園中
に広まった。