LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様幼なじみが旦那さま!?
今日はやけに仕事がはかどらな
い。
生徒会室で、次の生徒会総会
の資料を作成していた。
カンナは、あの日以来必要以上
に俺に近付かなくなった。
俺としてはありがたい。
納得してくれたんだろう。
俺は、ふいに外が気になった。
いつもなら気にもならない外に。
生徒会の仕事がはかどらないから
だろうな。
俺は、窓の方に目を向けた。
小さな街灯が照らしだす校門。
心和の姿が目に入る。