姫と8人の仲間達










「ねぇ・・ここって何?」



車が動き出して数分沈黙に耐えられなかった
あたしは高にずっと抱えていた疑問をぶつけた



「何も聞いていないのですか?」



「うん、だっていきなり落とされたもん」



「は?」




ずっとポーカーフェイスをしていた
高の表情が鏡ごしから見て崩れた



「お母さんの闇の力で魔法界から
此処まで落とされたの!」




あたしが早口でそう言うと



「ぷっ・・あははは!」




高はいきなり笑い始めた






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