If~smile again~

 龍一は制服の胸ポケットに

 手を伸ばして勝手に携帯を取り出した。

 『ちょ…待ってよ!!』

 「何?」

 『誰もいいなんて言ってないでしょ!!』

 「お前に拒否権なんてないから!!」

 『はあ??』

 そう言って勝手に捜査を始めた

 龍一…

 赤外線でやってるみたい。

 「はい!!消すなよ!!」

 『絶対に消すし!!』

 「明日チェックする!!消してあったらおしおきな!!」

 え…なにおしおきって??

 もしかして…

 
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