初恋ノ詩 1


だから、玄関先で理穂の兄を
一緒に待つ事にした。

だって少しでも長く
一緒にいたいから。

「そういえば、理穂のお兄さんんって
俺ん家わかるの?」

ふて疑問が浮かぶ。

「ん?それはさっきここ周辺の
地図送ったから大丈夫。

多分そろそろ着くかな?」


そっか……と返事して
少し沈黙が流れる。


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