初恋ノ詩 1
「ホラ、海里しっかりしなさい!もう少しで家に着くって。」
「…もう少し?じゃあ家に着くもう少しの間寝かして……」
そう言い、少年はまた眠りについた。
「もう、海里。あんたはもう高校生なんだからもっとしっかりしたらどうなの?」
呆れた母が言った。でも少年は寝息を発て始め、返事は返ってこなかった。
「…もう少し?じゃあ家に着くもう少しの間寝かして……」
そう言い、少年はまた眠りについた。
「もう、海里。あんたはもう高校生なんだからもっとしっかりしたらどうなの?」
呆れた母が言った。でも少年は寝息を発て始め、返事は返ってこなかった。