初恋ノ詩 1
「へぇ~、いいなぁ。〇〇も海里クンと一緒に行きたぁい。」
「それでね、〇〇ちゃんもどうかなって
思って誘ってみたんだけど………
一緒に行かない?」
「本当に?〇〇も一緒に行っていいの?ありがとう♪」
女の子は僕の言葉に
ぱぁっと顔を輝かせた。
「じゃあこれは僕達の約束だね!」
「うん。約束、破っちゃ嫌だよ?」
「うん、約束!!」
そうして僕は少女と指切りをした。
小指と小指を強く結んだ。