初恋ノ詩 1


「と言うわけでよろしく。」

そう言い、龍は頭を少し傾けた。

「うん、よろしく。じゃあ私は龍クンって呼ぶね?龍クンも理穂でいいよ。」

理穂がそう言った時、
俺は当たり前のようにムカついた。

俺は呼び捨てにするまで
結構 かかったのに
お前は初対面でかよ!
みたいな。

< 77 / 321 >

この作品をシェア

pagetop