初恋ノ詩 1


何でこいつなんかと………

俺はそう思いながら龍を見た。
よく見たら俺より背が高い。

何か悔しくなった。

見上げていたら龍と目があった。

「どうした?」

そう聞かれ
理穂と並んで歩きたかった……
と思いながら

「何でもない。」

とぶすっとしながら返した。

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