初恋ノ詩 1


前を向いたら
歩いていた二人の足が止まり

同時に振り向いた。

「ねぇ、最初はアレに乗ろう♪
ここの遊園地の人気No.1のジェットコースターなんだよ。」

俺は友莉の指差した方を見上げた。

そのジェットコースターに乗っている人々が激しく揺さぶられ絶叫している。

いかにもって感じだ。

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