大好きだった。

『大成功だったね!』


「うん♪」

トイレでみほと話してた。

トイレのまえで、同じクラスの女子と吉川が話してる…


「で、どーなの?」


「う…。」



何の話しか気になったけどそのまま素通りした。

「何の話しだろうね?」


『うん…』




給食が終わって、昼休みの時…

『うち、ななに聞いてくる。』

「何を?」

『さっき、何話してたか』
「あっうん…」



ななというのはさっき吉川と喋ってた二人のうちの一人だ。


『ななっ!』

「あっ青歌!どしたの?」
『さっき吉川と話してたよね?何の話してたの?』

「あ…えと、チツがね、しょうに告白したの…
青歌まだしょうの事好きだよね?」


びっくりした…
泣きそーになった…
ショックだった…


でもしょうがないよね…

別に告白しちゃいけないって事じゃないし…


吉川がなんて答えたか気になった


『うん…吉川なんて言ったの?』

手を握りしめて…
涙をこらえて…

聞いたんだ。




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