大好きだった。
1月 中学校

あと約2ヶ月で卒業…


抽選会がちかづいてきた…ドキドキだ。


「矢田!」


声をした方を向く…

吉川だ。

『なに?』


「中学どこ行くの?」


『○中学校だよ!』


「そーなんだ!!○中学校って山本も行くらしいよ!」

『そーなんだ!!…なんで?』


「さぁ…」


山本は吉川の友達だ。
なんで×中学校じゃなくて○中学校なんだろ…


まっいーや。



今日の社会はこの前やったテストの返却。



『吉川!どっちが点数いいかきそお!』

「いいよ!社会は負けねーから!」



「吉川くん」

先に吉川が呼ばれた。

「矢田さん」

呼ばれて点数を見た。


うーん…微妙。


『せーので見せあいね!
…せーの!』



「いえーい!俺の勝ち♪」

『社会は苦手だから仕方ないっ!』


「ははっ(笑)」



って、バカ発言。

テストの時はいつも点数をきそってる。
意味ないけど…



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