大好きだった。

そしていっぱいアコーディオンを練習して、今日は二回目のオーディション。


二回目のオーディションは放課後やった。

一人ずつ。


みほが終わってうち。
ドキドキして手が震えてる。


「ながすよ!」

〜♪

始まった。手が震えて練習の時よりうまくできない。


終わって、涙がでてきた。
「矢田さん…悔し涙だよね?思ったより弾けなかったからだよね?そう思ってるなら先生は嬉しいよ…矢田さんができなくて泣いてるのはアコーディオンがやりたいからだよね?後半ちゃんと練習きてたから先生は合格にします!」


『…あっ、ありがとうございます。』


「じゃあ頑張ってね!」


『はい』



それからみほと帰った。



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