王子様の秘密-下-



「好き、じゃないの…?
私は二人がお似合いだと思うのになぁ…」

「じょっ、冗談よせよ~
な、桜木ちゃん?」

「…そうなんだ…」



うーん…



「じゃあ、俺はもう行くから」

「あっ、またね」



そして、私達は別れた。



電話をしてからしばらく経ってしまい…

栞はかんかんに怒っていたのは、言うまでもないと思う。



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