獅子座の彼に恋をして
「行きたいんだろ?
おれも本城さんと行きたいなー♪」
イライライラ!!!!
さっき行きませんっていったじゃん!
「いーてばっ」
そういってタイムカードを押しに行く。
「なんじゃね」
店長はレジがきたのを確認して
行ってしまう。
奈々があたしのそばにくる。
「行きたいの?泉」
「…いきたいけどもぉ嫌」
薫もあたしのそばにきた。
実は薫はあたしが
店長を好きなことを知っている。
「で?どうすんの?」
店長がまたやってきた。
「・・・・・・。」
あたしは黙る。
「俺は本城さんと行きたいなー」
「……いく」
「え?なに???聞こえない???」
めっちゃわざとらしいこの男。
「・・・・行く!!!」
「遠藤さん?聞きました?
どーしてもいきたいみたいです」
「あはははっ」
遠藤さんが大爆笑。
「店長のばか!!!!!」
あたしは強烈に叫んだ。
「くっくっく、愉快愉快♪」