獅子座の彼に恋をして
しばらく何事もない生活が
繰り返しながてた。
店長との進展もない。
男の気がない。
奈々がいなくなって
忙しかったあたしの生活は
一気に変わっていった。
「お疲れ様でーす」
更衣室を出て、外で迎えを待った。
「ねぇ、そこのお譲ちゃん」
「はい・・・?」
そこには金髪のこりゃ逃げなきゃ
やばいっ!が強調される男が
つったっていた。
逃げようと思ったその瞬間
後ろには見覚えのある女がいる。
「・・・奈々っ!!??」